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パリに到着したら、暑~い!なんと気温30度です。
街を行く人は、みんなすっかり夏の装いです。
時差に加えてこの暑さ・・・めずらしく食欲がないので
ホテル近くの「Laduree」のサラダで晩ごはんにすることに。
夏といえばシェーブルチーズの季節!で、山羊好きの夫は
シェーブルとハーブのクリームをサンドしたミルフィーユ仕立ての
サラダを、私はドライトマトとロケットのサラダをいただきました。
この季節はなかなか暗くならないので、通り沿いのテラス席で
夕涼みをしている人たちがたくさん。
6月のパリはいいですね。
時差のせいでめずらしく5時起床。まるでゴルファーです(笑)。
本を読んだり、お風呂に入ったりとゆっくり時間を過ごしてから
朝ごはんとお昼ごはんを兼ねて、気になっていたパン屋さん
リュクサンブール公園のそばにある「bread & roses」へ。
オーガニックにこだわっておいしいパンを焼いているこのお店は
店内にデリもあって、焼きたてのパンと一緒にサラダやお惣菜を
いただく事ができます。
それにここはパリでは珍しく禁煙!素晴らしい!拍手!
焼きたてのブリオッシュなどを堪能してから、この界隈にある
気になるお店を見て廻りました。
いつもながら、ディスプレイを見ているだけでも勉強になります。
ホテルに戻って一休みの後、晩ごはんは前回と同じく、
L'ATELIER de Joel Robuchonへ。
美味しくいただいていると、なんとRobuchonさんご本人が!
視察でいらしていたようで、そういえば皆さん緊張感が漂っています。
なんだかお姿をお見かけしただけで、料理が上手になれそうな気が
・・・・・・ありがたい(笑)。
明日はブルゴーニュへ出発です。
素敵なものが見つかりますように!
つけあわせの夢のようにおいしいマッシュポテト。
どうしてこんなに???という美味しさです。(左)
カウンター越しにキッチンを見ることができます。(右)
「bread & roses」 / www.breadandroses.fr
「L'ATELIER de Joel Robuchon」 / 01.42.22.56.56
今日からブルゴーニュ。
パリ、リヨン駅からTGVで1時間と少しで、ディジョンに到着です。
ここからはレンタカー・・・なのですが、以前の場所に予約しておいた
会社のカウンターがありません。
別のカウンターの方に聞くと、駅前のビルの裏側に移ったとのことで、
とりあえず荷物を持って行ってみることに。
だいぶ歩いたところで、どう見ても民家にしか見えない建物の
ガレージに看板が・・・・・不安。
でも、なんとか車を借りることができ、無事出発。やれやれです。
まずは今回の旅の目的のひとつ、買い付けでいつもお世話になる
古道具屋さんへ顔を出してご挨拶。
お願いしていたものを見せてもらったり、持参した415の写真を
見てもらったりしました。
実は、フランス語「だけ」の彼とフランス語が「ダメ」な私。
ジェスチャーと変なフランス語(私)、筆談(お絵かきと数字)が頼りで
夫は私たちのやりとりを見ているとおかしくて仕方ない様子。
最初は苦労しましたが、最近は不思議なあうんの呼吸(?)で
かなり分かり合えるようになりました(笑)。
今回も好きそうな物をたくさん集めていておいてくれて、感謝です。
また、明日来るね!とひとまずホテルへ。
ところが、ホテルへ向かう途中にアクシデントが発生!
駐車スペースから車を出そうとしたら、ギアがバックに入りません。
最近のマニュアル車は全然分からない私たち。どうしよう~といいつつ
文字通り「前進あるのみ」です(汗)。
しばらく行った所でルノーの販売店を発見!わらにもすがる気持ちで
店員さんに窮状を訴えると(得意のジャスチャー付き)、「ギアについて
るリングを上に持ち上げてから、バックに入れてね(笑)」とのこと。
お騒がせしました~。
今日のホテルはシャニーの町にある「LAMELOISE」。
こじんまりとした街にあるこちらは、星付きのレストランで有名です。
おなかがいっぱいになったお客さんが、そのまま泊まっていけるように
ホテルが併設されているという、まさに食いしん坊のためのレストラン。
落ち着いた雰囲気の中で、とびきりのお料理と、もちろんはずせない
ブルゴーニュワインを堪能・・・。そのあとはばたんきゅーです。
時計は10時をまわっていますが、これから注文というテーブルも!?
「LAMEROISE」 / 33.03.85.87.65.65
まずは、昨日の古道具屋さんへ。
発送の手配やこれから探してもらうものなどなど・・・・をお願いして、
次の再会を約束してお別れです。
「フランス語を勉強しておいてね!」と言われて苦笑・・・了解です!
このあとはせっかくなので、ワイン好きの夫とヴォーヌ・ロマネへドライブ。
ここはご存知の通り、有名ワイン「ロマネ・コンティ」の産地です。
小さな村を抜けると本当にひっそりと、そのぶどう畑があります。
近づいてみると、素人目にも分かる幹の太さと葉の密集ぶり。
ふたりで「ほほぅ~」と眺めていると、ドイツからいらしたという
おじさま二人組みに声をかけられました。
「こんなところまでぶどう畑を見に来るなんて、お互い好きですねぇ」
と親近感を感じて、しばしワイン談義。
ぶどう畑をバックに写真を撮ってあげたりして、楽しいひとときでした。
さて、夫のワイン魂(?)に火がついたところで、以前もお邪魔した
ワイン商の方のところへ。
ここはものすごい数のストックの中から、試飲をしつつ、アドバイスを
聞きつつ、好みのワインを選ぶことができます。
ブルゴーニュの中でも、夫の好きな銘柄のワインを幅広く揃えていて
彼にとってはたまらない場所のよう・・・。
このまま先に帰っても絶対気づかないはず、というくらい1本1本を
真剣、かつ楽しそうに選んでいました。
このあと遅いランチをボーヌの「le benaton」で。
はじめは間口の狭い小さなお店かと思ったのですが、中に入ると
かなり奥行きがあり、奥の庭の素敵なテラス席に案内してくれました。
そしてお料理は一皿一皿盛り付けが素敵で、しかもとても美味しい!
スタッフの方も皆さん感じが良くて、楽しい時間が過ごせました。
旅先でこういうお店を見つけると本当に嬉しくなります。
こちらのシェフは「LAMELOISE」にいらした方だそうで、
今年、念願の星付きレストランになったのだそう。
奥さまであるマダムが嬉しそうに話してくれました。
明日は土曜日。週末といえば朝市です。
蚤の市が開かれる街や村をめざして、ブルゴーニュをひた走る予定。
早起きしなくては!
「le benaton」 / 33.03.80.22.00.26
朝、目が覚めると快晴!
絶好の朝市日和です。
朝ごはんは食べないことにして(涙)、早々にチェックアウト。
朝市を目指して、お目当ての街や村を次々にチェックしていきます。
朝市の主役、生鮮食料品を横目に見つつ(これがまたおいしそう!)
すばやくアンティークのブースをチェック。
私が買い付けるのは、アンティークというより「brocante」と呼ばれる、
まだまだ現役の気取らない古道具。
好きな感じのブースを見つけるとくまなく見て周り、また次へ・・・。
今回は415のための物はもちろん、夫の希望で古いコーヒーミルを
探すつもり・・・・というのも、春に木工作家の山口和宏さんのお宅に
お邪魔した時に、山口さんが古い素敵なミルで豆を挽いて、とびきり
おいしいコーヒーをご馳走してくださったのです。
夫はそれに憧れて、欲しくなったに違いありません。ふふふ・・・。
しばらく見ているとコーヒーミルを扱っている、いい感じのブースを発見。
古いプジョーのミルがいくつか並んでいて、状態も良さそうです。
でも買うからには使えないと意味がないので、じゃ~ん!日本から
持ってきましたよ、コーヒー豆!
実際に挽いてみたいとコーヒー豆を取り出すと、「まかせとけ!」と
おじさんが得意気にガリガリと挽いて見せてくれます。
あたりにいい香りが漂って、周りの人も集まってきました。
今度は夫と私もガリガリ・・・このアナログ感がなんともいえません。
挽き方も調節可能ということで、旅の記念に買うことにしました。
今回は415のための物もいろいろ見つけることができて大満足。
ぶどうの蔓でできたブルゴーニュらしいかごなどなど・・・・。
かごといえば朝市に来る人のかご率(?)は、ほぼ100%です。
特に格好良くかごを持ちこなしているおじさまが多数・・・素敵です。
朝市、というくらいですからお昼過ぎにはそろそろ店じまい。
軽くお昼を食べてから、次の目的地プロヴァンスへ出発です。
途中激しい雨に降られましたが、プロヴァンスが近づいてくると
みるみる良いお天気に。
ぶどう畑にかわってオリーブ畑が広がる光景は、まさにプロヴァンス!
目指すのはレ・ボーにある「OUSTAU DE BAUMANIERE」。
以前旅先で出会ったフランス人カップルに、「あそこのテラスでの
ディナーは素敵!絶対行くべき!」とお勧めされた場所です。
ここもレストランにホテルが併設されていて、ばたんきゅーが可能(笑)
今回は緑に包まれた別館のお部屋に泊まることができました。
期待のテラスでのディナーはうわさ通り素敵で、オリーブの産地らしく
オリーブオイルの風味を生かした軽めの味付けで、大満足です。
パリよりもずっと日が長いプロヴァンス、どのテーブルも夕闇のなか
いつまでも楽しい笑い声が続いていました。
おいしい匂いに誘われて、棲みついているという猫もやって来ました。
お腹が空いたのかな?
明日は日曜日!プロヴァンスの朝市めぐりです!
「OUSTAU DE BAUMANIERE」 / www.oustaudebaumaniere.com
今日も早起き!そして朝ごはんは抜きです(涙)。
昨日のブルゴーニュから今日はプロヴァンスに場所を移し、
引き続きレンタカーで週末の朝市をめぐります。
途中前を走っていたプジョーの中には、おじいちゃまが5人!
窮屈そうだけど、とっても楽しそう・・・。
日曜日だし、仲良しのみんなでどこかへお出かけでしょうか?
まずは、アンティークの日曜市が有名なリール・シュル・ラ・ソルグへ。
運河が流れる街の中心地いっぱいに、アンティークはもちろん
食料品や、日用雑貨などたくさんの屋台が軒を連ねています。
南フランス一の規模と聞いていましたが、想像していたよりは
ずっとこじんまりとした雰囲気。
それでもぐるりと回ってみると、中には専門の品物を吟味して揃える
興味深い業者さんも何人か・・・。
古いコート掛けでいいものがあったので、何点か購入しました。
この後もいくつかの朝市を見て回り、古いお菓子の道具などを購入。
収穫もあったので、お昼はゴルドの街で一休みすることにしました。
外敵から街を守るために、小高い丘の上に築かれたというゴルドの街
南仏にはこんな街や村が点在していて、鷲の巣村と呼ばれています。
なかでもゴルドはとても雰囲気のある街。
ふと見上げた窓辺や、看板、細い小道もとっても絵になります。
おなかも空いたので、町の広場に面したカフェでお昼を食べることに。
大きな木陰のあるカフェはなかなかの混雑ぶり。
みなさん、照りつける太陽を避けてのんびりと過ごしています。
わたしたちも木陰のテラスに席を取りました。
メニューを説明してくれる男性が、オーナーの方のようで、
一生懸命英語で説明してくれます。
野菜はもちろん調味料まで、素材はほぼオーガニックで、
パンも自家製とのこと。期待が高まります!
彼のお勧めは、ルッコラをワイルドにした感じのハーブとトマトのサラダに
ズッキーニのてんぷら(!)を添えたひと皿。
少し前まで、若いズッキーニとその花に衣をつけて揚げたものは
ベニエとか、イタリア風にフリットと呼んでいたはず・・・・。
今は「TENPURA」がおしゃれなのですね~。「それ、お願いします!」
のんびりムードの店内ですが、どのテーブルもお料理が出てくるのに
かなり時間が掛かっている様子・・・。
ふとみると、先ほどの男性が今度はエプロン姿で厨房に!
さらに注意して見ていると、外国人のお客さんがテーブルに着くたびに
彼が英語で説明をしに行っているようです。
しかもいちいちエプロンからジャケットに着替えて・・・。
「これじゃぁ、時間が掛かるはず」と思いましたが、なんだかほほえましく
許せてしまいます。
昼下がりのカフェで、プロヴァンスの良く冷えたロゼを片手にしていると、
皆さんおおらかな気持ちになるのでしょうか?
私達も皆に習って、のんびりしているとお料理が運ばれてきました。
味のほうはシンプルながら、力強~いという感じ。
太陽の恵みを受けて自然に育つとこういう味になるのか・・・という
野菜そのものの味を感じることができます。
うらやましいことに、同じ野菜でも日本とは味の濃さが違うような・・。
ところで、ズッキーニの「TENPURA」ですが、おいしかったけれど
これはやっぱり「フリット」でしょう(笑)。
明日は香水の街、グラースへ出発です。
目が覚めると、すでにまぶしいほどの日差しです。
久しぶりに、今日はゆっくりと朝寝坊をして過ごしました。
チェックアウトのため部屋を出ると、大きなラブラトール犬に遭遇!
ホテルの方によると、朝ごはんのおすそ分けを目当てにホテル中を
巡回するのが彼の朝の日課とのこと。
私もスタッフの方のお許しを得て、サブレをあげて仲良しに。
出発前に、気になっていたホテル内のギフトショップをチェックしました。
近郊のお土産を並べているという感じではなく、本当にセンスの良い
セレクトショップといった雰囲気。
すべてこちらのマダムのセレクトとのことで、素敵な品揃えに脱帽です。
ここで、セールになっているリベコ社製の麻のパジャマを発見!
集めている・・といわれるほど麻のパジャマが好きな私。迷わず購入。
今日は、香水の街グラースを目指して高速道路A8を走ります。
途中、ラ・セルという小さな村にちょっと寄り道。
ラ・セルは古い修道院のほかには何もない本当に小さな村。
私たちのお目当ては、この村にある有名シェフ、アラン・デュカス氏の
オーベルジュです。
わざわざ高速道路を途中で降りて、お昼を食べにやってきました(笑)
すでにレストランのテラスには、近所の仲良し主婦とおぼしきグループ
や仕事の途中にお昼を食べに来たという感じの男性グループなどが。
私たちも、さっそくテーブルにつきました。
ここには数年前に泊まったことがあるのですが、その時はオープンした
ばかりで庭も家庭菜園もできたてほやほやでした。
久しぶりに訪れて見ると庭の木々も成長していて、レストランも
そこはかとなく落ち着いた雰囲気になっています。
年月が経つというのはこういうことなのですね。悪くないです(笑)。
ランチだから軽めに!と思ってもおいしそうなメニューに誘惑されます。
しかも、「この後運転だから・・・・」とワインを断ろうとすると、スタッフ
の方が笑顔で「じゃあ、ハーフボトルにすれば?」。
「う~ん・・・そうだね!」と意志の弱い私たちです(笑)。
軽めの前菜をふた皿ずつお願いしましたが、オーダーしたお料理の
前に出てくる小さな前菜がすごい量・・全然小さくありません!
しかもしっかりお腹にたまりそうなピサラディエールまで・・・。
南仏名物のアンチョビ風味のたまねぎをのせたオープンサンドですが
こちらのは軽くソテーしたズッキーニがしのばせてあり、おいしい・・・・・。
もちろんしっかりいただきましたとも!
どのテーブルも、わいわいとにぎやかでとても楽しそうです。
モナコやパリのアラン・デュカス氏のレストランとは、全く違う雰囲気で
地元のみんなに愛されているまさに街のレストランという感じ。
そのなかにちらほらと私たちのような旅行者もいるのですが、リラックス
した雰囲気のせいか隣のテーブルの方とも話がはずみます。
お隣の年配のご夫婦はオランダからいらしたとの事で(ただし、
南仏にお家があるのだそう!)、ダックスフンドを2匹連れています。
思わず、我が家の愛犬を思い出して持っていた写真を見せる私。
すると、奥さまが子犬のほうを抱っこさせてくれました(涙)。
お腹もいっぱいになったし、このままテラスでのんびりしたいところですが
そろそろ行かなくては・・という事で、エスプレッソをくいっと飲んで出発
今日の目的地、グラースは古くから香水の原料となる花の香料を
生産していることで有名な街です。
グラースの街が近づくと、ロクシタン、フラゴナールなどプロヴァンス産の
ハーブを原料としたスキンケア製品の会社の工場が目に付きます。
目指すのはグラース郊外にある「La Bastide Saint Antoine」。
こちらもレストランとホテルが一緒の、ばたんきゅーの宿(?)です。
ラベンダーが咲き乱れるエントランスに車を止めると、ボーダーコリーが
お出迎えです。本日4匹目の犬・・・うちの犬は元気かなぁ・・・。
案内された部屋は、窓から一面のオリーブ畑が見えます。
こちらは、自家製オリーブオイルも作っているそうで、さすが美食の宿。
さぁ!晩ごはんは何を食べよう!と行きたいところですが、お昼に
お腹いっぱいいただいた私たち、お腹が空く気配がありません。
思えば、フランスへ来てから食べ通し・・・・・。
たまには胃を休ませないと・・・と晩ごはんはパスすることにしました。
それでもしっかりレストランのメニューを部屋に届けてもらい、電子辞書
片手に明日の予習に余念がない私たち。
食いしん坊もいい加減にしなさい・・・ですよね(笑)。
明日はコートダジュールに足を延ばします。
「Hostellerie de l'abbaye de la Celle」 /http://www.abbaye-celle.com
「La Bastide Saint Antoine」 / http://www.jacques-chibois.com
この時期南仏を旅する楽しみのひとつ、テラスでの朝ごはんをゆっくり
楽しんだ後、今日はコートダジュールへ出発です。
目指すのはサン・ポール・ド・ヴァンスという小さな村。
今回の旅で数日前に訪れたゴルドの街と同じく、小高い丘の上に
築かれた鷲の巣村のひとつです。
車での乗り入れは出来ないので、手前にある駐車場に車を止めて
歩いて村の中へ。
入り口にはかわいい小さな市が立っていて、ふと足元を見ると歩道の
敷石は花の形に埋め込まれています。
村とはいっても、やはりコートダジュールのリゾート。ギャラリーやホテル、
お洒落なショップが軒を連ねていて、たくさんの人で賑わっています。
カフェにはアコーディオンとバイオリンの流しの二人組み。
もちろん演歌じゃなくて、タンゴを演奏してました(笑)。
私のお目当ては、ハウスリネンのデザイナー、コレットさんのショップ。
モナコ出身の彼女が有名メゾンでキャリアを積んだ後、この村に
アトリエ兼ショップを開いたのが10年ほど前。
今ではロンドンのインテリアショップやN・Yの高級デパートでも
彼女の商品が扱われています。
数年前にここを訪れた時に、裏通りにひっそりとある素敵なお店を
見つけてから、すっかり彼女の人柄とセンスのファンに。
それ以来、やり取りを続けてこの村に来るたびに立ち寄っています。
今回も415のためのタオルや、クッションカバーなどをお願いしました。

またの再会を約束したら、そろそろお昼の時間です。
ランチは「La Colombe d'Or」で。
ここは、ピカソやコクトーなど多くの芸術家に愛された、老舗ホテル。
テラスのレストランは夏の間、ヴァカンス客や観光客で大賑わいです。
ぎゅうぎゅうにテーブルが並んだテラスには、すでにたくさんの予約済の
プレートが・・・。私たちは早い時間だったせいもあり、無事にテーブル
につくことが出来ました。
ここでの楽しみはお料理はもちろんですが、ヴァカンスに訪れている
マダム達のファッション。
時々、「おお~っ」というような華やかで格好いいマダムがいることも。
なんだか年を取るのも楽しそう・・・と思えて心強いのです(笑)。
ぎゅうぎゅうに並んだテーブル・・・という事は当然、隣とは至近距離。
お隣のテーブルは、トゥールーズからいらしたというご夫婦。
ご家族でパン屋さんを営んでいるとの事でしたが、お仕事で何十回
も日本に行かれているとの事。
どうやら製パン会社を経営されているようで、提携している日本の
会社に技術指導に行かれているそう。
「日本の人からは逆に学ぶ事がたくさんあって、いつも行くのが楽しみ」
とお話されていました。
外国の方と仕事をしてこんな風に思われるなんて、いいお仕事を
されている日本の方がいるのですね~・・・なんだか嬉しくなりました。
夜は前日食べ損ねた、ホテルのレストランでの晩ごはん。
グラースの街をはるかに見下ろすテラスで、とびきり優雅なひとときです。
美味しい料理を頂きながら、気取ってシャンパングラスを傾けていると、
他のテーブルのマダムから声をかけられました。
「あなた、昨日のお昼にレストランで子犬を抱っこしてた人じゃない?」
聞けば、私たちの近くのテーブルに座っていたとの事。
昨日は我を忘れて、思いっきり子犬にメロメロだったような気が・・・・。
う~ん、どこで誰に見られているか分かりません!!
La Colombe d'Or / www.la-colombe-dor.com
いよいよパリへ戻る日がやってきました。
今回も充実した楽しい滞在でしたが、南仏を離れるのは寂しい・・・。
最後ということで、テラスでの朝ごはんをゆ~っくり楽しみました。
いつもホテルに泊るたびに思うのですが、朝ごはんを担当する
スタッフの方って、笑顔が大切ですよね。
朝一番にいい笑顔で迎えられると、とても幸せな気持ちになります。
このホテルのスタッフの方は、もちろん合格!
テラスからの素敵な眺めといい、最高の時間を過ごしました。
その後、名残惜しいけれど空港に向けて出発です。
無事にパリへ到着、そしてホテルへチェックイン。
顔見知りのスタッフの方が出迎えてくださったのですが、
なんだか、とってもニコニコ・・・・?
すると、「今回は大当たりということで」と、な・なんとスイートルーム
にアップグレードしてくださったとのこと!
レセプションの女性に案内されて、ドキドキしながら部屋へ入ると
そこには私の知らない世界(笑)が広がっていました。はぁ~。
まさに開いた口がふさがらない私たち。案内のレセプションの女性も
その様子に、嬉しそうに「気に入ったでしょ?素敵でしょ?」を連発。
「うわー、なんだこれー」とワクワクしながら部屋を探索する夫を見て
彼女がひとこと、「He is so cute!」。
パリジェンヌにそんなこと言われるなんて・・・良かったね!
ふと見ると、玄関ホール(?)の横にキッチンを発見!
「うわーここで料理できるよ、マルシェで何か買ってきたりしてさぁ」と
盛り上がったものの、調理器具がありません。
彼女に尋ねると「リクエストがあれば、料理人がお持ちしますよ」
そうか、自分で料理するためのキッチンじゃないんですねぇ。ふぅ~。
2度とないこの幸運をしっかり味わいたい!と、部屋から出たくない
くらいの気分ですが、今日のディナーは楽しみにしていたレストラン。
いそいそとお出かけです。
前回もおじゃました「Dominique Bouchet」。
今回も一番乗り!そしてBouchetさんが温かく迎えて下さいました。
今回も美味しいお料理をたくさん頂いて、大満足。
お腹いっぱいになったので、ホテルまで散歩がてら歩いて帰ることに。
途中、寄り道したシャンゼリゼのHMVで、クマに遭遇 !? と思ったら
「ナルニア国物語」のDVDプロモーションの準備でした(笑)。
今日はパリでのお買い物の一日。
まずは朝一番に調理器具の専門店「MORA」へ。
お菓子を作る方にはおなじみのお店ですが、店内はここは合羽橋?
と思うほど日本の方がたくさん!
自分もそのひとりな訳ですが、日本では高くて手が出ないマトファー社
製品がかなりリーズナブルとあって、買い物にも力が入ります(笑)。


そのあとも近くの調理器具店を見た後、映画「地下鉄のザジ」にも
出てきた、ギャルリー・ヴィヴィエンヌなどを歩きながら、気になるお店を
どんどんチェックしていきます。途中、映画「恋愛適齢期」に出てきた
レストラン「Le Grand Colbert」を発見!
ダイアン・キートンとキアヌ・リーヴスが二人きりでバースディディナーを
楽しんでいると、そうとは知らずに彼女に恋するジャック・ニコルソンが
やってきてしまう、あのレストランです。
パリって本当に街全体が映画のセットのようですね~。
買い物の最後はオペラ座近くの「Repetto」へ。
日本でも大人気の靴屋さんですが、元々バレエシューズの専門店。
お店の奥のほうでは、細い!本当に細い、たぶん現役のバレリーナ
と思われる女の子が、バーにつかまりながら慎重にシューズを選ぶ姿を
見かけました。まるで妖精みたい・・・かわいかった!です。
この旅最後のディナーはホテル内の3つ星レストラン「Le Cinq」へ。
(2007年に2つ星に。)
ゴージャスなインテリアに、テーブルを照らすキャンドルの灯り、
お客さまも皆ドレスアップして、華やかな雰囲気です。
案内されたテーブルに着くと、ベテランと思われるスタッフの方が、若い
スタッフを従えて登場。そして「これから手品をお見せしますよ」と。
すると若いスタッフがキャンドルを灯すと同時に、おじさまスタッフが
隠し持っていた(?)バラの花びらをテーブル一面に・・・・。
私達の驚く様子にスタッフのお二人は顔を見合わせて大満足。
そして他のテーブルでも、この演出にやられていた女性が多数・・・・。
みなさん女心をわしづかみにされていたようでした(笑)。
私たちの近くのテーブルでは、新婚旅行でしょうか、若い日本人の
カップルが食事をしていました。かわいらしい女性の方は着物姿。
二人とも初々しい感じで、微笑ましいなあ・・・と見ていました。
すると、そのテーブルの担当のこれまた若いスタッフは、その女性が
お手洗いに席を立つと、飛んでいってお手洗いまでエスコート。
そしてバックからカメラを出して写真を撮ろうとすると、飛んでいって
写真を撮って差し上げて・・・・と、もうパーフェクトなサービス。
きっと彼の今日の最重要任務に違いない・・・と思うほど。
お客さまに思い出に残る時間を過ごしてもらいたい!という感じで
とっても微笑ましかったです。


翌日はいよいよ日本へ戻る日。
ゆっくりお風呂に入って、しっかり荷造り。そして最後のお昼ごはんは
旅の始めにもお邪魔した「L'ATELIER de Joel Robuchon」へ。
夫と私の数少ない(?)共通点は、気に入ったところへは何度でも
行くこと。毎年同じようなところへ行っては大満足の私たちです。
まわりに「また?」と思われてもお構いなしのこのしつこさ(笑)。
この先、「旅日記」的には面白さに欠けるかなぁ・・・と心配です。
今回の旅も無事に終わり、日本へ到着。
次はどんな旅になるのでしょうか。